屋内外における塗装方法の違い

表面仕上げ(焼付塗装)に関しまして、屋内で使われるのか or 屋外に設置するものかで塗料・塗装方法も変わってきます。屋内仕様であれば、メラミン焼付塗装。屋外であればアクリル焼付塗装・粉体塗装。彩度の高い(赤・青など)色の場合、屋外の加工品にメラミン焼付塗装を施すと、紫外線の影響で一年と持たないことも有ります。メラミン焼付は通常110度~160度、20分程の加熱乾燥を施します。焼付け塗料としては比較的、安価かつ手頃で焼き付けた後、冷却が済めばすぐに性能を発揮します。メラミン樹脂は結合するエネルギーが弱いため、紫外線の波長のエネルギーによって構造が壊れてしまします。そのため、メラミン焼付塗装は屋外には不向きとなります。
アクリル焼付塗装は通常180℃前後、約20分の加熱乾燥の後、冷却が済めばすぐに性能を発揮します。耐候性に優れ、屋外での使用に適していますが、メラミン塗装と比較し膜厚がつきづらいです。
アクリル粉体塗装は、アクリル焼付塗装に比べて温度や湿度などの塗装環境の影響を受けにくく、物理性能、耐食性、耐薬品性などに優れた強靭な塗膜性能を有します。

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