SUSの特徴とは?SUSダクトの施工事例も紹介します!

SUS変形ダクト

こちらの記事をご覧になっている皆様

いつもありがとうございます。

電設資材・金物製作.comを運営する山内商事では、電気・通信・空調設備工事のお客様を中心に、

各現場の状況に合わせた特注架台やプルボックスの設計・製作を承っております。

 

「SUSの特徴について知りたい」

「SUSダクトの施工事例についても知りたい」

このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。

 

今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。

変形ダクトやL型ダクトといった施工事例もご紹介します。

SUSについて理解を深めたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

–目次–

1.SUSとは

2.SUSダクトの施工事例について

3.まとめ

 

1.SUSとは


皆さんは、SUSの特徴についてどれくらいご存じでしょうか。

あまり聞いたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでまずは、ステンレス・SUSの特徴について解説します。

 

一番大きな特徴は、金属界で最も錆びにくいということです。

もう少し詳しく解説すると、耐食性、耐熱性、強度が高いです。

 

耐食性というのは錆びにくさです。

耐熱性というのは熱を加えた際にどれだけ状態を維持できるかです。

強度というのは外部から力を加えられた際にどれだけ状態を維持できるかです。

 

耐食性に優れている要因は、クロムと酸素が結合して素材の表面に酸化被膜が形成されることで、

錆びの進行を食い止めているからです。

つまり、クロムを含んでいない鉄というのは、ステンレスと比較すると錆びやすい特徴を持っているといえますね。

 

耐熱性については、500度までであれば引張強さは衰えません。

しかしそれを超えると、強度が落ちていきます。

添加元素を加えることによって、改善されているものもあります。

 

強度が高い要因は、鉄に炭素を加えているからです。

中でも、SUS410やSUS403は特に強度に優れています。

これらはマルテンサイト系という種類に分類されています。

やや耐食性には劣りますが、強度が求められる場面では大活躍します。

 

また、マルテンサイト系以外にも、2種類あります。

1つは、加工性や耐熱性の高さが特徴です。

この種類は他と比較し価格が安いという特徴もあります。

この種類をフェライト系と呼びます。

 

もう1つは、加工性と耐食性の高さが特徴です。

硬化性に劣るため、強さや硬さについては他の種類と比較するとやや劣ります。

この種類をオーステナイト系と呼びます。

 

ステンレスは錆びにくいという特徴がありますが、もちろん錆びてしまう場合もあります。

もらい錆び、傷による錆び、塩素系のものに反応し発生する錆びなどが具体的には挙げられます。

錆びに強いからといって油断してしまうのはよくありません。

日ごろから、錆びないように管理することが大切です。

 

以上が、SUSの特徴についてでした。

 

2.SUSダクトの施工事例について


ここまで、SUSの具体的な特徴について解説しました。

理解が深まったのではないでしょうか。

しかし、まだあまりイメージが明確でないという方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで続いては、ダクトの施工事例について解説します。

事例を知ることで、より理解を深められるでしょう。

 

①SUS変形ダクト

SUS変形ダクト

ピット内のケーブルを保護するために実測と製作を行ったSUSダクトです。

20個以上の部品からダクト一式を組み立てています。

底面の端部に、水抜きのための開口を設けています。

サイズは1.5t×550×840×945です。

 

②SUSL型ダクト

SUS L型ダクト

通路部分に設置するため、上部プレートはSUS縞板4tを使用しております。

さらに、3t×30のアングル補強も行っております。

 

既製品での対応が難しい場合には、製品の設計や製作が新たに必要です。

当社ではそのような特注についても対応可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

サイズは1230×500×500です。

 

以上が、施工事例についてでした。

当社のSUSダクトの製作実績を2つご紹介しました。

これらの他にも当社には沢山のSUS製品のの製作実績がございます。

その他の架台製作実績に関しましては下記リンクからご覧ください。

https://densetsu-kanamono.com/case/category/m5/https://densetsu-kanamono.com/?s=ZAM

 

3.まとめ


今回は、SUSについて知りたい方に向けて、基本的な知識や施工事例について解説しました。

 

当社は、お客様の満足のいくよう様々な強度・板厚の架台・プルボックスを販売しております。

「自分たちの考えている強度の架台は製作可能なのだろうか」

「架台がどれぐらいの値段になるかが知りたい」

といったことをお考えの方は、いつでもお問い合わせください。

架台の製造に強い協力メーカーを多数有しております。

どういった製品が最適なのかがご不明であっても設計から製品製作まで承っております。

公的施設に使用されるような国交省仕様の製品の設計製作のような実績もあり、

しっかりとした強度計算、および加工や塗装ができる体制が整っております。

ご興味を持っていただいた方は下記リンクからお問い合わせください。

https://densetsu-kanamono.com/contact/

見積・各種相談は
こちらから!
ページトップに戻る