焼付塗装と吹付塗装の使い分けのポイント

(ラッカー)吹付塗装のほうが、手軽で、納期も速く・価格も手ごろです。ですが、焼付塗装と比べると、どうしても、仕上がりの美しさ、耐久性には劣ります。半艶の指定などもできません。状況に応じて使い分ける必要があります。
焼付塗装は塗料にもよりますが、110度以上の温度で20分ほど加熱乾燥を施します。その後、常温になればすぐに性能を発揮するのが焼付塗装の特徴となっています。例えば、メラミン焼付塗装は焼付塗装の一つであり、焼付塗装の中では耐候性・耐久性・耐水性・耐酸性において平均的な性能を有します。

吹付塗装はスプレーガンを使用し塗料を霧状にして壁面に吹き付ける工法です。圧縮した空気を利用し塗料をミスト状にして噴射するエアスプレーと塗料に直接圧力をかけて噴射口から飛ばすエアレススプレーがあります。
スプレーガンを使って塗料を吹き付けるだけですので、広範囲の塗装にも短時間で効率的な施工が可能です。また施工が早く、塗装に携わる人員が少なくすむためコストを低く抑えられます。しかし、コンプレッサーを起動するため騒音が生じたり、均一に塗装するためには高い技術が必要になるため、担当者によっては仕上がりにむらが出てしまいます。

 

また、焼付塗装は吹付塗装よりも時間とコストがかかる傾向にあり、焼付塗装は時間は+3日、コストは5割増しを想定ください。

焼付塗装は、
・メラミン焼付塗装
・アクリル焼付塗装
・粉体塗装

の主に3種類を主に使用し、それぞれ以下の特徴があります。

メラミン焼付塗装は、意匠性はよいが対候性に難あり。

アクリル焼付塗装は、意匠性がよく対候性がある代わりにコストが高くなる傾向あり。

粉体塗装は、意匠性・対候性が最もよいが、コストも最も高くなる。

このように、用途に応じて焼付塗装の種類をお選びください。

詳しくは、プルボックス・架台・ダクト・盤などの様々な事例を掲載しておりますので、

ぜひご覧ください。

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