プルボックス・チャンネルベース・アングル架台などの設計・製作
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電設資材・金物製作.comを運営する山内商事では、電気・通信・空調設備工事のお客様を中心に、
各現場の状況に合わせた特注架台やプルボックスの設計・製作を承っております。
この記事をご覧になっている方の中には「チャンネルベースは、どのように設置するのだろう……」
「自社で保有している機械にはどのようなチャンネルベースが合うんだろう……」
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、チャンネルベースに関する情報と、チャンネルベースの鋼材となり得るアングル材やチャンネル材についてご紹介します。
この記事をご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。
4.電設資材・金物製作.comが提供するチャンネルベースの加工事例
5.チャンネルベース製作なら電設資材・金物製作.comへお任せください!
チャンネルベースとは、発電機や配電盤、サーバーなどの重量物を床や基礎上に載せて固定させる架台の一種です。
用途としては耐震架台として用いられることが多く、建物を守ったり固定したりするだけでなく、
緊急時の二次被害の未然防止の役割があります。
材料は、断面がコの字のように見えるチャンネル材(溝形鋼)が用いられており、
他の架台と比べて載せるものが大きくなるため、耐震性が求められます。
特に配電盤や分電盤、キュービクルなど重量のあるものを載せる場合が多いです。
配電盤や分電盤などは、設置をする時にチャンネルベース以外にも使用が可能ですが、
耐荷重性能が優れているというメリットもあり、比較的多く用いられています。
導入の際のレベル(高さ)調整は、基本的にライナープレートという建材をチャンネルベースの下に噛ませるようにして使用します。
チャンネルベースには、形状やレベル出しの方法など違いによってたくさんの種類があり、用途に応じて製作、使用されています。
フリーアクセスフロアで使用する場合は、チャンネルベースの側面にL字状のフリーアクセス受けを設置できます。
チャンネルベースは様々な状況下で使われるため、専門業者に依頼すれば特注品を製作してもらえるでしょう。
チャンネルベースには大きく分けて標準型とダイス型、ジャッキアップ型の3種類の型があります。
それぞれの特徴について簡単にご説明します。
標準型はチャンネルベースの中で一般的な型で、配電盤が載るサイズのものであれば4足の小型の架台となります。
チャンネルベース下には配線や配管を通すために必要なスペースが十分確保可能なので、そのまま設置できます。
ダイス型は一定の立法形状の集合体で全てに鋼材が張り巡らされています。
頑丈さに優れているというメリットがあります。
細かい間隔で鋼材が張り巡らされており、見た目からも頑丈さが伝わってくる形状をしています。
脚下は、配線や配管を通すくらいのスペースは確保可能です。
しかし、頑丈なタイプのチャンネルベースでは、脚下が完全に塞がれているタイプも存在あります。
そのタイプのチャンネルベースを使用する場合は、配線や配管の取り回しには注意する必要があります。
ジャッキアップ型は、通常のチャンネルベースの全ての脚にジャッキが取り付けられているタイプで、
一番汎用性が高いチャンネルベースと言えます。
通常、チャンネルベースはライナープレートで高さを微調整する必要がありますが、
このジャッキアップ型はその調整が非常に容易です。
またライナープレートでは調節が困難な段差にも対応しているため、
設置場所を変更しても高さを調節すれば使用できる可能性が高まります。
続いては、チャンネルベース製作の際に使用する材料にについてご紹介いたします。
主に使用されるのはアングルとチャンネルになります。
アングルもチャンネルと同様に鋼材の1種です。
どちらも鉄やステンレスなどのものづくりには必要不可欠な鋼材です。
それではアングルとチャンネルについてそれぞれ詳しくご説明します。
*アングル
アングルはへの字の断面の鋼材で、規格の長さは大体5.5メートル~6メートルになります。
例えばL字型で見た時に厚みが6ミリメートル、高さが50ミリメートル、
幅が50ミリメートルのチャンネルであれば、L-65050と書きます。
厚みや高さ、幅のサイズを変えていけば、表記部分の数値も随時変わります。
高さと幅が同じ長さのアングルを等辺山形鋼、異なる長さのアングルを不等辺山形鋼と呼びます。
比較的軽く、例えば、太陽光発電のパネルを取り付ける時の架台や脚などに使われることがあります。
*チャンネル
先ほど上述しましたが、チャンネルはコの字型の鋼材で、規格の長さは大体6メートル~12メートルになります。
アングルと同様で、例えばコの字型で見た時に厚みが5ミリメートル、
高さが100ミリメートル、幅が50ミリメートルのチャンネルであれば、[-510050と書きます。
厚みや高さ、幅のサイズを変えていけば、表記部分の数値も随時変わります。
例えば、高速道路のサービスエリアの屋根付き歩道の屋根部分に、屋根が雨や雪の重さに耐えられるように使われています。
また、軽量形鋼にはリップ溝形鋼や軽溝形鋼といった種類があり、
リップ溝形鋼は断面がC形に近いためシーチャンネルとも呼ばれています。
四方にL字型のフリーアクセス受けのアングルを取り付けた架台です。
こちらのフリーアクセス受け上にフリーアクセスパネルが乗る仕様になっております…
非常用電源としての発電機の架台を製作させて頂きました。
現地実測の上、作図・製作・搬入までをを受注し、強度計算及び施工はお客様が担当されました。
これらの他にも当社には沢山の架台の製作実績がございます。
その他のチャンネルベース製作実績に関しましては下記リンクからご覧ください。
https://densetsu-kanamono.com/case/
本記事では、チェンネルベースに関する基本的な情報や種類をご紹介しました。
また、アングル材とチャンネル材についてもご説明しました。
当社は、お客様の満足のいくよう様々なサイズ、レベルのチャンネルベースを製作・販売しております。
「自分たちの考えている強度のチャンネルベースは製作可能なのだろうか」
「チャンネルベースがどれぐらいの値段になるかが知りたい」
といったことをお考えの方は、いつでもお問い合わせください。
チャンネルベースの製造に強い協力メーカーを多数有しております。
どういった製品が最適なのかがご不明であっても設計から製品製作まで承っております。
公的施設に使用されるような国交省仕様の製品の設計製作のような実績もあり、
しっかりとした強度計算、および加工や塗装ができる体制が整っております。
ご興味を持っていただいた方は下記リンクからお問い合わせください。
当社は、電気・設備工事業者様向けの耐震架台の納品実績が多数ございます。耐震計算・強度計算を自社で対応可能ですので、設計から加工、表面処理まで丸投げいただけます。
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