ユニクロメッキ

 

●”ユニクロメッキ”とは?

ユニクロメッキは被メッキ材に電気亜鉛メッキ処理を施した後に、その上から重ねて光沢クロメート処理を行う成膜技術です。クロメート処理とは六価クロムを主成分とする処理液で表面処理を行うものですが、六価クロムが有害物質であるため、代替品として三価クロムを使用した処理方法も存在しています。また一般に一番広く流通しているメッキであり、青味のかかった銀色が特徴でもあります。

 

●使用シーン

製造コストが安いこともありビスやボルトなどのネジ類に利用されることが多く、一部の光学部品にも使われます。

 

 

●長所

ユニクロメッキは安価で均一の品質のものを量産することが出来、美しい青味がかった銀色を被膜することが出来ます。また亜鉛メッキ全般に共通することですが、素地である鉄への犠牲防食作用が強いことから、防錆性が高くなっています。

 

 

●短所

光沢を出すことが主であるため、耐食性は他のメッキに比べ劣っています。またメッキ処理時に使用する六価クロムには有害物質が含まれています。

 

 

●比較されるもの

同じ亜鉛メッキ・クロメート処理を行う有色クロメートメッキ・黒クロメートメッキがありますが、その中では最も量産性に優れているものの、耐食性は一番低くなっています。

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