プルボックス・チャンネルベース・アングル架台などの設計・製作
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電線やケーブルを分岐させたり、敷設を簡単にするために用いられるプルボックス。実は、数多くの種類があります。プルボックスの違いは、材質・蓋など様々な要素によって生まれるのですが、今回は数ある要素の中でも、プルボックスのビスとハンドルの違いについてお伝えしたいと思います。
プルボックスのビスとは、プルボックスの蓋を留めるためのねじです。プルボックスに用いられるビスの種類としては、主に7つあります。
①蝶ビス
頭部が蝶形のビスです。工具を使用せずに、ビスを開閉することが可能です。
②真鍮ニッケルビス
真鍮ニッケル製のビスです。別名、黄銅ビスとも呼ばれます。意匠的を求める際に、メラミン焼き付け塗装と組み合わせて使用されるケースが多いです。
③アプセットビス
六角ビスに十字穴が付いたビスです。ドライバーやソケットなど様々な工具での止め外しが可能です。
④トラスビス
頭部が丸い形状をしているビスです。ワッシャーがなくても使用できるため、意匠性が良好という特徴があります。
⑤皿ビス
上面が平らで、座面が円錐の形状をしているビスです。蓋表面をフラットにする場合に使用されます。
⑥脱落防止ビス
脱落を防止する機構がついたビスです。ビスが蓋から外れて紛失するのを防止する場合に使用されます。
⑦鍋ビス
頭部が鍋のような形状をしたビスです。最も使用頻度が高く、汎用的なビスです。接地時にはワッシャーが必要となります。
プルボックスのハンドルは、主に3種類です。
①イカリハンドル
指で回して使用するハンドルです。小さいプルボックスや奥ばった箇所で使用されます。
②笹型ハンドル(キャノンハンドル)
力が入れやすいドアノブの形状をしているハンドルです。大型のボックスでかつ開け閉めが多い場合に使用されます。
③丸棒 取っ手
平プレートの場合に使うと開閉しやすいです。プレートの落下を防止するために、ダルマ穴仕様にしてプレートを取り付けるケースもあります。
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