クロメートメッキ

●”クロメートメッキ”とは?

”クロメートメッキ”は電気亜鉛メッキの一種であり、電気亜鉛メッキを施した上から六価クロムを主成分とした処理液で表面処理を行う、クロメート処理によって得られる成膜技術です。有色クロメートメッキとも言い、黄金色または虹色の被覆がその特徴で処理液の浸漬時間が長く、皮厚が増すほどに色が濃くなっていく傾向にあります。

 

 

●使用シーン

電気製品の板金、ボルト・ナットなどに使用され、分かりやすい例だとパイラックにも使われています。

 

 

●長所

黄金色の被膜を作りながら、非常に安価でメッキ処理を行うことが出来ます。また亜鉛メッキ全般に共通することですが、素地である鉄への犠牲防食作用が強いことから、防錆性が高くなっています。

 

 

●短所

ほかのメッキと比べると耐食性に劣ります。同じくクロメート処理を行うユニクロメッキよりも毒性のある六価クロムが多く含まれ、ユニクロメッキが5~19mg/m2なのに対してクロメートメッキは50~100mg/m2と高い数値になっています。ただ六価クロムを含まない代用品として三価クロムを利用した処理方法も存在しています。

 

 

●比較されるもの

同じ電気亜鉛メッキの中では耐食性が、黒色クロメートメッキには劣るもののユニクロメッキには勝っています。

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