ベークライト

●”ベークライト”とは?

”ベークライト”はフェノールとホルムアルデヒドによって合成されるプラスチック素材で、フェノール樹脂とも呼ばれます。また人類初の植物原料以外から合成されたプラスチックでもあります。高い耐熱性・電気絶縁性を持っており、あらゆる工業製品・日用品に使用されてきました。現在では他の安価なプラスチックの登場によってそのシェアは狭まっていますが、半導体材料や塗料、鋳型といった分野では未だ欠かすことのできないプラスチックです。

 

 

●使用シーン

電気絶縁性に優れることから半導体・電気回路部品と利用されます。また優れた錆止めとしての効果や耐薬品性を有することから塗料としても利用されており、水門やタンクの錆止めや、電気絶縁性を生かしてプリント基板などにも活用されています。他にも砂型鋳造の結合剤やパーティクルボードなど接着剤としての機能もあります。

 

 

●長所

電気絶縁性:電気を通さないので、半導体や基板などの電子部品に使用される

耐熱・断熱性:150~180度でも強度を保持でき断熱性も高いことから、断熱材としての利用される

耐油・薬品性:油・薬品類に耐性がある

 

 

●短所

耐アルカリ性:薬品耐性があり、酸性の者には強いがアルカリには弱い

耐衝撃性:衝撃に対しては脆く割れてしまう

 

 

●比較されるもの

エレクトロニクス分野では同じく電気絶縁性や耐水性・耐薬品性に優れ、現在ではほぼ全ての電化製品に使用されているエポキシ樹脂があります。

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