銅帯(銅バー)

●”銅帯(銅バー)”とは?

”銅帯(銅バー)”は配電盤や制御盤の電源を各部分に接続するために使われる導体棒です。高圧大電流を分岐する際には、ケーブルや電線ではなく、銅帯を利用することで効率的に電源供給することが可能となります。酸化を防止するために英語では「bus bar」と表記されるため、銅バスバー・銅ブスバーとも呼ばれます。

 

 

●使用シーン

大容量の電源を分岐する配電盤や制御盤に使用されます。発電所や変電所ではより大きなサイズのものとなります。

 

 

●長所

ケーブルや電線と比較すると、絶縁被覆がないことで放熱性に優れ、表面積も大きくなるので電気抵抗を減らし、大容量の電源を効率よく分岐することが出来ます。また基本的に長方形のバーをビスで固定する方式であるため、レイアウトも自由で配線作業の簡素化にも繋がります。

 

 

●短所

そのまま使用した場合、酸化・腐食が進み電気伝導率が低下してしまいます。ニッケルメッキを施すことで対応することが出来ます

 

 

●比較されるもの

同じ役割を持つアルミニウム製のバスバーは銅製のものと比較して、その電気伝導率は60%と劣るものの、比重がおよそ30%と軽いため同量では約2倍の電気を通すことができ、安価で錆びにくいという特徴があります。

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